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家庭菜園と鬱病

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 某アーティストが家庭菜園をすればウツが治る(軽くなる?)と発言して話題になった事があったが、それは本当だと思う。しかしある部分では間違っている。 野菜を作ると単純にフィジカルの面で健康になる。日光を浴びたり汗かいたり…そして美味しい野菜を食べれる。そして精神も豊かになる。種まきから水やり、間引きや剪定、これらは、育てる喜ぶを得られる。精神科医のフリッツ・パールズは「生きること」は「創ること」と言った。逆を言えば創ってなければ生きていない、とも言える。受動的に消費ばかりしている現代人は創る行為をしてはいない。そんな現代人に野菜作りは生きている実感を与えてくれる最高の趣味かも知れない。創造性という言葉で真っ先に連想するのは音楽や絵画だが野菜作りも立派な創造的行為、つまり芸術なのだ。  しかし、思考の癖によってウツになっている人には、家庭菜園で肉体的に健康になれても思考の癖は変えられない。思考は肉体よりも精妙だから、筋トレの様に簡単にはいかない。非常に辛抱強く己の思考と向き合う必要がある。コップに入った水を見て、どういうふうに受け取るかは人それぞれだ。悲観的な見方をする思考の癖がある人が、肉体的に健康になってもウツ的な傾向は治らないだろう。だから家庭菜園でウツが治る人もいれば治らない人も居る、と言うのが正しい。そもそも、「これさえすれば全てが解決する」といった思考が既にウツ的な思考である…とも言える。この2元世界にマスターキーなど無いのだ。 単純に家庭菜園は面白いから、ハマる人はハマる。家庭菜園をやると肥料や堆肥作りにも興味を持つだろう。自分はそこからミミズコンポストを始めた口だ。ミミズコンポストと家庭菜園はきっと死ぬまでやり続けるだろう。  この世界に存在する物事にハマるというのは、その対象を好きになっているということだ。何かに没頭している状態というのは、己が落ちて、対象と一つになっている状態と言える。その時、己という自我に付随している不安や苦悩も消え去る。だから、人間は恋愛がしたいし、夢や目標を立てて文字通り夢中になりたいのかも知れない。              

プレッパーについて

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 こんな時代です。食料の不足も囁かれております。備えがあれば憂いも減ります。そんなわけで、食を自分の手でまかない、自己完結しようではないか、という方々が日本でも増えているのではないでしょうか。私もその中の一人です。その中でも、自分はいわゆるプレッパーというやつです。プレッパーの厳密な定義は知りませんが「ヤバイ状況になっても食料や水、火を確保出来る様に道具を準備している人」であればプレッパーでしょう。…きっと。  今回はそんなプレッパーについての考察と必需品、私自身のライフスタイルの未来像についてなどを記事にしています。 ド派手な海外プレッパー  海外、特にアメリカやカナダなどの銃規制が緩い地域のプレッパーは、とにかく、しこたま武器弾薬缶詰を集めているイメージがあります。頑強な地下室を作り来たる審判の日に備えると。しかし、どうやらそれは前世代型のプレッパー達の話であり、現在のプレッパーは種や水に重きを置いている様なのです。 チャカよりタネ  それもそうです。力が強い奴が最後に生き残るとは限らないのが、単純には行かないこの世のおもしろき所。ゾンビ映画では無いのですから銃が沢山あったって意味が無いのです。実用的ではありません。マッドマックスの様な世界になればまた話は別ですが…。銃の現実的な使用方法は狂人を威嚇したり動物を狩ったりするくらいでしょうか。もちろん、それもとても重要な要素ですが、余り殺生のカルマを増やしたく無いですよね…  缶詰などのパッケージ品を大量にストックしていても、いずれかは無くなります。冷静に考えれば持続的に生活を営む為にはタネが必要になる、という結論になります。 タネの保管とハウス栽培  タネを入手したとして、タネもしょせん、生き物。適切に保管しないとスグにダメになります。なので、どうすればタネを長期保存させられるか、という問題が出てきます。タネの大敵は湿気と酸素と光。一番良い保管方法は瓶にタネとシリカゲルを一緒に入れ瓶を新聞紙で包んで冷蔵庫に入れておくことです。こうすれば瓜科などは5年は持ちます。固定種、F1に拘らず、なるべく色々な種類のタネを保管しておきたい所です。 →自分は数十種類のタネを冷蔵庫に保管しています。F1から取ったF2も貴重なタネですので保管しております。  しかし、冷蔵庫の電力はどうするのか

山林と南国果樹

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アテモヤ 「アテモヤ、チェリモヤ」。あんまり聞かない言葉ですよね。ですが最近では徐々に知名度も上がってきているようです。南米原産のトロピカルフルーツで、あの「ポポー」の仲間です。世界三大果物の一つにもランクインされているとか、いないとか。味はフルーチェの様な、チェルシーのヨーグルト味の様な風味で、甘いだけでなく、ちゃんと酸味が効いています。ここら辺の甘酸のバランス感覚の良さが、ただ単に甘ったるいだけのポポーとは大きく異なります。やはり、果物の美味しさの要素に適度な酸味は欠かせません。アケビやポポーに人気がないのは当然と言えば当然なのです。先日、そんなアテモヤの種を撒いたのですが…。 パパイアとスイカ 沖縄から発送されたアテモヤを食べたあと、タネは綺麗に洗って乾かし、瓶に入れ冷蔵庫に保管していたのですが、先日そのタネをポットに撒きました。3粒づつで4つのポットに撒きました。この時、一緒に撒いたのがパパイヤとスイカでした。 立ち枯れ パパイヤはなんとか四つ中二つが発芽したものの、アテモヤとスイカは一つしか発芽しませんでした。しかもアテモヤは発芽した後、立ち枯れしてしまいました。ポットの土にはネキリムシの糞を使用しました。コレのせいで発芽が抑制されたとしか考えられません。 ネキリムシについての当ブログ記事  やはり、ネキリムシの糞は植物の生育を阻害するのではないでしょうか?スイカのタネが5つ中一つしか発芽しないなんて、これまでの経験からして考えられません。 ミミズ堆肥でもう一度チャレンジ もう六月です。スイカをこの時期に撒けば、おいしい秋スイカが収穫出来ます。それも悪くありません。いや、むしろ良かったかも。アテモヤも何とか発芽させて、コレクションして、山林のハウスに植える予定です。今回はミミズ堆肥100%をポットに入れて栽培します。ミミズ堆肥の発芽率はべらぼうに良いのできっと成功するでしょう。 山林こそが希望 しかし、植える場所がもう実家にはありません。ですので、とにかく山林が欲しいです。喉から手が出るほど欲しいです。スイカや南国フルーツを心置きなく沢山植え付けたいです。そして薬草やハーブも植えて基本的に自給自足をするつもりです。日本の現状とこれからの日本の未来を考えると、早めに山林を買って、タネや苗を植え付ける必要がありそうで

生ドクダミ液は美肌効果抜群

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ドクダミの恐るべき美肌効果   収穫されたドクダミ達 何年前だったかな?テレビでドクダミの美容効果特集をやっていた。その中でドクダミの葉を収穫している農家を取材していたのだが、その農家の 手の第一関節から先 だけが 艶々 の肌だった。収穫の際にドクダミが手に付着するから、ドクダミの有効成分が浸透して美肌になったのだという。 ゴツゴツした手 なのに 手先だけがピッカピッカ というギャップはインパクトが強く、衝撃だった。ヤラセとかそういう類いの番組では無かった。なので未だによく覚えている。 科学的な事 なんの成分が効くのか、科学的な事は一切知らない。しかし、火を通すと成分が変質してしまい効果がなくなるという話だった。だから、効果を得るには生で使用せねばならないとの事。 肌荒れ 可憐な花、とても美しい  何故、私がドクダミの話をするのかというと、肌荒れを治す為に必要だからです。風呂でキレイに洗っても頭皮や顔が荒れて皮が剥けてしまうのです。それをなんとか治したいのです。アレルギー的な問題もあるのかもしれません。しかし、ドクダミのあの美肌効果には絶対的な価値がありそうです。いや、あると信じております。 タダで手に入る なんでも金を払えば手に入れるとは限りません。生のドクダミなんて、金では手に入りません。しかし、自分で野山に行って取ってくればタダで手に入ります。超美肌効果がある薬草がタダなのです。不思議なものですね。恐らく何万もする美容液よりもよっぽど効果があるのではないでしょうか。 収穫方法 ザッと洗って切って冷凍  ドクダミ達は基本的に日陰で、じめッとしたところに生育しています。山がある公園の麓や道沿いの脇などに生えています。六月の今が開花時期です。開花時期が一番有効成分を含んでいるようです。なので花も含めて茎ごと収穫しましょう。しかし、ある程度は残して来年も、ちゃんと生息できる位の量の収穫に留めておきましょう。 保存方法 臭いは慣れます…  ドクダミをせっせと収穫しても、生で保管せねば意味がありません。一体どうするのか?収穫したドクダミはザッと洗ってハサミである程度細かく切って、袋に入れて空気を抜き冷凍庫で保管します。そして、使いたい時は適量を取り出して、水と一緒にミキサーにかけてサラシ

山林を物色中

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もうじき山林購入? 狭すぎる実家の庭。もう耐えられない!  もう何年も前から山林を探しています。しかしながら、ズボラな生活及び激しい気分屋なので、なかなか前進せず。これはと思った山林には実際に足を運んだりしたのだが、色々あって、やはり一向に進まず。どうしたものか。このまま何もせずに時間だけ流れるのは耐えられない。  そこで、ちゃんとアクションを起こし、現在、不動産屋に頼んで、登記から辿り某山林を直接売買できないものか交渉中です。この物件の特徴は山林にもかかわらず、9割方平地というなかなかお目にかかれない土地です。木は生い茂っていますが、基本広葉樹なのでそこまで背丈が高くない。伐採後はキノコの栽培にも使えそう。1000坪ほどあります。まあ、取らぬ狸のなんたらです。売ってもらえるのかすらわからない状況なのです。  しかし想像は膨らみます。もし手に入れたら、真っ先にハウスを作ります。そしてその中に現在、ホコリを被っている、コーナンの薪ストーブを設置します。そして、ネットカフェにある様な簡易個室を作り、そこで生活しようと思っています。  現在、私は実家暮らしです。猫との相性は良いですが、親とは全く合いません。猫と別れるのは辛いですが、早く家庭菜園だけの生活をしたいと思っております。朝から晩まで家庭菜園漬けの生活…。とてもワクワクします。   パーマカルチャーを取り入れた生活 山林には小屋が付き物というイメージがありますが、私は小屋を建てません。小屋よりも野菜や果樹栽培の方に重きを置いているのです。最初に書いた通り、ハウスの中に住む予定です。井戸なども掘らずに雨水だけで生活する予定ですし、コンポストトイレも簡単に出来ることを知っています。何故なら好気性コンポストを現在三つも稼働させているので、汚物の処理には自信があります。💩は嫌気性で分解させるよりも、やはり高温で分解させて悪い菌を死滅させたいところです。  後は洗濯とお風呂ですが、洗濯は大きめのバケツとスッポンを用いれば、これまた簡単に手動洗濯機が出来上がります。洗剤の代わりにはマグネシウムボールや愛媛アイなどを使用します。何回か試しましたが、とても良く落ちます。後は脱水を工夫すれば良いでしょう。これも良い方法を考えています。  最後にお風呂です。これも薪スト

革命的コンポストの実態

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次世代型コンポストを体感せよ    ネット上には色んなコンポストが紹介されてますが、大概、始め方、つまり最初の触りしか、紹介してなくて、実際に家庭で利用している様子の紹介っていうのは中々見ないんですよね。 そこで、今回は革命的コンポストの実際の姿、実態を紹介していきたいと思います。 口を拭ったティッシュでフライパンを拭き拭き  まず、こういったフライパンや、鍋についている油汚れや、残りカスを拭き取ります。これは口を拭いた後のティッシュを使っています。新聞紙を適当な大きさに切って台所に常備しておいて、それで拭き取るのも良いと思います。多少塩分が含まれていても大丈夫ですので、カレーや、味噌汁の残り汁なども、ちゃんと拭き取りましょう。  塩分や油分が環境に与える影響は大きいですからね。そのまま下水に流れてしまうとに負荷がかかります。  コンポストに入れる前に台所にですね、一時置き場として、こういったタッパーに生ごみを入れておきましょう。そのまま置いて置くと、コバエなどが発生しやすいですからね。これは祖父母の家にあった、雪印のタッパーでしょうかね?昭和製のとてもオールド感漂う代物ですが、十分使えております。 卵の殻から魚の骨から、おおよそ全ての台所ゴミを溜めておきましょう。  そして一杯に溜まったら、コンポストに入れていきます。大体2日に一回程度の頻度で投入しています。  これが、革命的コンポストです。何が革命的かって言うと、ただの収納ボックスや衣装ケースを加工せずに、そのまま使える点と、米ぬかだけを使用していているので初期費用が無料の点、 そして一番のポイントは温度が高い点で常に50-60度あります。現在、2ヶ月目なんですが、初日から今まで50度を切っていません。  上に乗せているのは、洗濯ネットに、シュレッダーを通した新聞紙を詰め込んだものです。これをコンポストの上に置くことで、保温の役割を果たし、温度を維持できます。  このコンポストは上部しか空間が開いていないので、ダンボールコンポストや不織布コンポストの様に湿気で側面が濡れたり、穴が開いたりもしません。大容量かつ幅広なので、たくさんの生ごみを投入できますし、スコップでかき混ぜるのも容易いです。

イチゴとアザミウマ退治

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イチゴ収穫までの受難 たとえイチゴの花が満開に咲いたとしても、イチゴ自体を全く収穫できない事がある。その原因は様々なのですが、主な原因にはナメクジが挙げられます。しかし、イチゴ栽培において本当に厄介なのは花粉を食べる、あまり知られていない害虫だったりします。 ウッドチップで栽培している、さちのか イチゴ栽培のリアル イチゴの栽培についての本でアザミウマの記載のあるものを見た事がない(あっても対策案を書いていない)のですが何故なのでしょうかね。アレこそがイチゴ栽培においての最も難敵なのですが…。  ナメクジは目に見えるので被害が分かり易いですが、アザミウマは小さいので被害が見えにくいです。大抵、実が大きくなって初めて被害に気付きます。アザミウマは殺し屋(アサシン)の様に隠れて悪さをするのです。 何某かの虫に喰われる コリャダメだ👎 小さな殺し屋、アザミウマ そもそもアザミウマとは何か?それは花托を食す小さく細長い黒や茶色の虫です。彼らが繁殖すれば、イチゴの収穫はまず期待できません。彼らが食ったイチゴの花托はその後、実となるものの成長は望めず、すぼんだようになり、カサカサした食べられない代物になってしまうのです。 何かがおかしい…  彼らは、イチゴの花が蕾の段階の状態で既に悪さをしています。なので、見つけることは困難です。彼らを見つける為には、咲いたイチゴの花の中心を息で吹きかける。そうすると、驚いたアザミウマがヒョッコリと姿を表す。しかし、これがまた素速い。爪で潰そうにもコツがいる。爪楊枝などを使うと殺しやすいが、やはり難しい。 ワサつくめちゃウマイチゴ アザミウマにはシナモンが効く? そもそも、寄せ付けないのがベストです。そこで以前、とある実験をしました。アザミウマを生きたまま瓶の中に閉じ込め、その中にシナモンを入れた事があるのです。彼らはとても嫌がり、次の日には星になっていました。死んだのは、たまたまかも知れませんが、シナモン自体を嫌がっていたのは間違いありません。蕾や花にシナモンを溶かした水を吹き付けると防虫効果があるかも知れません。 目指せ、ざる一杯のイチゴ ヘタが大きいと実もデカくなる 今年は1匹もいない 今年、アザミウマは何故かいません

ドリアンをやっつけろ

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革命的コンポストに不可能はない? 今回は革命的コンポストこと衣装ケースコンポストの能力を試した記事です。果物の中でも王様と言われる、ドリアン。刺々しいあの凶悪な皮をコンポストに投入しました。恐らく1kgはあるであろうデカブツです こんなの分解できるのでしょうか? 中心温度60度以上 迎え討つ革命的コンポスト。その特徴は、家庭用コンポストの限界を超える60度という温度にある。しかも、一過性の温度ではなく恒常的に60度を保ちます。果たしてどうなるのでしょうか? 食い散らかされたドリアン パイナップルやココナッツも その他にも、タイフェアで購入した南国果物の残骸やタケノコの皮などを続々とコンポストに投入しています。もちろん、細断せずにそのままで投入しています。タケノコの皮は予想に反して雑魚でした。パイナップルの皮と葉もすぐに柔らかくなりました。しかし、ココナッツの殻は、かなりの難敵です。もしかして、ドリアンよりも手強いかも知れません… ザコだったタケノコ軍 なんでも分解するコンポスト 「革命的」と銘打っているからには、ドリアンやココナッツ如きに負けるわけにはいきません。私はこのコンポストの能力を信じております。革命的コンポストは、どんな強敵でも必ずやモロモロの繊維に分解してくれることでしょう。経過をちゃんと記事にします。

イチゴ大栽培

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魅力的すぎるイチゴ  香り、色、味、…どれをとっても魅力的なイチゴ。私の庭では、沢山のイチゴを栽培しています。品種も「あまごこち」「めちゃうまイチゴ」といった四季なりイチゴと、一季成りの品種「さちのか」「とよのか」「とちおとめ」「レッドパール」などがあります。 沢山実がなった、さちのか君 イチゴは強健  巷ではイチゴは弱い言われておりますが、山林ニートの実体験から言えば、彼らはめちゃんこ強いです。ランナーは一株から何十と伸びますし、夏の暑さでほとんど枯れたと思いきや、秋になると普通に回復してたりします。もちろん、品種によると思いますがハウス栽培などで化学肥料を使って育てると、ちょっとしたことで病気になってしまうのでしょう。 とちおとめ、アレクサの好物… 甘くするのは難しい しかし、強いからと言って果実を甘くすることは簡単ではありません。色んな条件が重なって糖度が上がると思うのですが、収穫時直前に雨が降ったりすると水っぽい味になってしまいます。 レイズドベットで育つイチゴ アザミウマとナメクジ、そして追い討ちをかけるダンゴムシ  イチゴ栽培が難点なのは、害虫が寄ってくることです。花が咲いたら(いや正確に言うと蕾の段階で)アザミウマがやってきて、花の中の花托を食い漁ります。こうなると茶色いヘンテコリンなスッカスカな実になります。もちろん、食えたものではありません。  アザミウマだけではありません。ナメクジなども花の段階で花粉を食います。赤く熟した果実などは、明日収穫しようと思った日の夜などに、食い散らかされます。そんな試練をくぐり抜けた、貴重なイチゴも地面に接地してしまうと、イチゴが傷付いてしまいダンゴムシがワラワラと寄ってきて食らいついてきます。 それでも栽培する魅力がイチゴにはある  それでも、イチゴを収穫する時の喜びは格別です。やはり香りがポイントなのでしょうか。特に「とよのか系」のイチゴの香りにはとても惹きつけられる自分がいます。恐らく子供の頃に食べていた思い出の味だからでしょうか。とよのか、さちのかが一番美味しいイチゴだと思っています。あま〜いとよのかイチゴ、たらふく食べたいゾ

釣り用ミミズで始めるミミズコンポスト

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環境に良い具体的なアクションを起こそう  環境のことを憂いても行動しなければ意味がない。だが、具体的に何をすれば良いのかわからない、という人も多いでしょう。簡単に行えるアプローチは生ゴミを減らす事です。これが一番簡単なエコだと思います。本当は働く時間を少なくする、と言いたいところですが…(働かなければ、地球の資源を消費するような行動をかなり抑えることが可能です) 遂に!格安ミミズコンポストの登場です ミミズコンポスト用のミミズ  生ゴミを減らす=コンポストで処理という図式になります。選択肢として、ミミズコンポストか、ただのコンポストのどちらかという事になります。「ミミズはイヤ!」という方は、米ぬかさえあれば無料及びDIY不要で始められる収納ケースコンポストの動画をご覧ください。 ミミズコンポストとの併用が吉です 釣り用ミミズで格安ミミズコンポスト  この記事では誰もが始められる、格安ミミズコンポストを紹介します。釣り用ミミズで始めるコンポストです。 ネット経由でミミズコンポスト専用店からミミズを購入できますが500gで5000円前後と結構な価格です。このご時世「ミミズ如き」にそんな大金払ってられるか!という方も多いでしょう。そんなニーズを先取りして答えたのが以下の動画になります。 格安ミミズコンポストで楽にミミズを増やそう    釣り用ミミズは30gで500円、洗濯ネット、タライ、有機石灰は100均で手に入ります。全部で合計850円。1000円以下という格安で出来ちゃう。給付金10万貰ったら、環境の為に是非ともミミズコンポストを始めましょう。ミミズはカワユイですよ〜。毎日ちゅーちゅーと生ゴミをたべてくれるのですからね。しかも、高級肥料であるミミズ堆肥も手に入る。数ヶ月で何倍にも増えますのでビジュアル的にも面白いです。  ミミズの重量35gからのスタートです。うまくいけば、半年後には100g〜200g近くになり、一年後には500g〜1キロ近くなると思います。言うは易し行うは難し。ブログ、動画で経過を随時アップしていきます。有言実行こそ善。

ミニレイズドベット

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新しい世界が始まる?  いよいよ✖︎✖︎?いや杞憂?まあ、どっちにしろ地球環境(及び人類)の為には経済を縮小しなければならないのは明白だったのです。そうなれば当然、各家庭の庭で家庭菜園をするのが当たり前の時代になり、(水も多国籍企業に握られますので)雨水ストックも普通になるでしょう。しかし、日本は狭い。水は貯めれても、猫の額ほどの庭しかない。こんな場所では家庭菜園など出来ないと言って田舎に引っ越す人もいるかもしれません。 去年まで、自由に使えた土地…  しかし、狭いからといって諦めるのは早いと思うのです。1人暮らしならば、野菜や果物を自給するのに必要な面積など知れているのです。たとえ4人暮らしでも、20〜30坪も有れば、殆どの野菜や果樹を賄う事ができるでしょう。  私が実験している ミニレイズドベット栽培 では 50cm四方に56本の人参 を植えています。3シーズン回せば、170本も出来ます。サラダ菜やほうれん草などの葉物などは、わざわざクワで耕す事など一切不要。スコップがさせる深さだけの石を取り除き、腐葉土を適量、混ぜるだけです。肥料は発酵させた米ぬかとミミズ堆肥。最悪、ミミズ堆肥だけでも野菜は育つでしょう。 我がミニレイズドベット    このミニレイズドベットですが、50cm四方なので、やってる事は、おままごとの延長みたいなもの。しかし、狭い日本です。面積を有効に使うという視点から見れば、ミニレイズドベットほど理にかなった栽培方法はありません。  一般的な畑のように畝を立てれば、基本的に端はデッドスペースになります。しかし、ミニレイズドベット栽培ならば、四方を木枠で囲っている分、端っこギリギリまで植える事が可能。しかも、高畝を維持できるから水はけと通気性も確保できるのです。雑草管理も簡単楽チン。木枠内に生えてきたら、目立ちますのですぐに除去出来ます。 発芽した人参 発芽したほうれん草とサラダ菜    材料は端材やコッパを使用。木樽からとってきても良い。田舎に眠っているでしょう、そんなもの。海外の家庭菜園家が作るような高さがある立派なものじゃ無くても大丈夫です。 まあ、私もまだ実験中ですので偉そーに他人にすすめる事は出来ません。偉そーに言えるのは、太った人参が56本ちゃんと出来てからですね。何事も論よ

革命的コンポスト

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革命的コンポストを体感せよ 毎日、毎日、出る生ゴミ。環境のために少しでも何かしたい、と思って始めたダンボールコンポスト。しかし、そこには落とし穴が待っている。毎日、毎日、生ゴミを細かく裁断したり、水分を切ったりせにゃならんのです…。つまり、とてつもない労力を使う羽目になる。こんなシチめんどくさい事やってられるか!なのです。しかも、油断するとハエは湧くわ、ゴキは住み着くわで、さあ大変。 しかし、 革命的コンポスト ならば、DIY不要、そのままポンで設置!ダンボールのように底や側面が濡れない。汚れない、穴空かない、の完全使用。全体を収納袋で覆えばハエ、ゴキの増長を阻止!毛布で側面を覆い、上面に細断した新聞紙を洗濯ネットに詰めたものでマルチング。これで保温が出来て、温度が爆上がり。周辺温度57度、中心温度65度を記録。上面さえ空間があれば、問題無く発酵発熱するんです。 動画をご覧ください。モウモウと上がる湯気。生ゴミの水分だけではカラッカラ。あえて水を足す必要があるくらい温度が高い。温度が高いと分解スピードも比例して速くなる。つまり、大家族の皆さんにもピッタリの仕様なのです。どうぞ、大量に、そのままの姿で、ポンポンと投入してください。 少々の塩気?全然問題ないです。入れちゃってください。鍋についたカレーを新聞紙で拭いたものや、卵の殻、魚の骨、生肉、内蔵、レモンの皮、アボカドの種、なんでもござれ。食後に口を拭いたティッシュも入れちゃえ。オールオーケー、モウマンタイ、それが革命的コンポストなのだ。

ミミズの交尾

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交尾中のミミズ。タライコンポストでは日常の風景 ミミズを増やす=交尾をさせる ミミズが増えれば、沢山の生ゴミを素早く消化してくれます。増える=交尾をするであり、つまりはミミズを増やすためには、安心して交尾を行える環境にしてあげなければならないです。 彼らの身になって考えると、豊富な餌、空気層(繊維質)のある土、適度な湿度、こういった条件が思い浮かびます。ですが、私が思う、もっとも重要な要素は以下の三点です。 微生物 ミミズを対象とした実験で、殺菌した有機物のみで育てたミミズは、死んでしまったという結果があります。つまり、微生物はミミズにとって、生き死にがかかる、とても重要な要素なのです。ですが微生物は落ち葉に付着しているので難しく考える必要はありません。定期的に落ち葉を与えるだけでokです。 ミネラル (ここからの説明に裏付けはありません、私個人の想像です)そして、ミネラルはコンポスト内を適切なphに保ち、ミミズの体を丈夫にしてくれる作用がありそうです。特に卵の殻にはカルシウムが豊富に含まれており、ミミズが卵を産む際に重要な役割を果たしていると思います。牡蠣殻などでも良いでしょう。与える時はなるべく粉末状にしてあげてください。 酸素 そして、私が最も重要視しているのが、酸素です。ミミズ達は、土と土の上に置いたプチプチの間によく安住しています。ミミズコンポストを紹介しているサイトでは土の状態が悪い時、表面にミミズが集まってくる、という記載がありますが、それは、その限りではありません。ミミズは居心地が良い時、表面に集まってくる習性が間違いなくあります。理由として、酸素確保と交尾相手の発見という二つが考えられます。 地上の方が交尾相手を見つけられる? ミミズの交尾は珍しい光景で中々見ることは出来ない、という話もありますが、私のタライコンポストでは季節に関係なく、毎日の様に見る光景です。フタ代わりの新聞紙とプチプチを取ると、表面に集まっている沢山のミミズを見ることができます。そこでは何匹かが必ず交尾をしています。おそらく土の表面では、ミミズが互いの身体を発見するのも、絡み合うのも、容易なのでしょう。 交尾=大量のエネルギーを消費 そして…(何度も言いますが個人の想像です)交尾は大量の

革新的なミミズコンポストの紹介

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ペットとしてのミミズ達 ミミズコンポストを利用して早一年、ミミズをどんどん好きになっている自分がいます。元気に動く様は、活力を貰えますし、見る喜び、増える喜び…など、私の目と心を楽しませてくれています。そんな彼ら、日夜、生ゴミを食べて黒い黄金と呼ばれる堆肥をせっせと量産してくれているのです。こんなにも従順で、有益な生き物が他に見当たるでしょうか?私には思いつきません。まるで黄金の卵を産むガチョウの様です(架空の話ですが…)。そんな、ミミズコンポストですが、日本ではまだまだ利用する人が少ないのが現状です。何故でしょうか? 希望の星、みみずクン⭐️ ミミズ飼育=面倒で煩雑なイメージ 現在、日本ではミミズコンポストについての知識がアップデートされていません。ミミズを飼う=何か特別な容器が必要だというイメージが染み付いてしまっています。難しい、手間がかかる、とも思いがちです。なので、始めるにあたって「ミミズコンポスト専用容器」を購入するか、「自分で加工して作る」か、という2つの選択肢しか考えられていません。こうなると、ハードルが高くなってしまいます。ですが、実は知られていない第3の選択肢が有り、そして、その選択肢こそが最も最良の方法なのです! ミミズコンポスト容器に穴はいらん、タライで十分 タライや収納ケース、家にありますか?あるなら、すぐにミミズコンポストを始められます。実は私のYouTube動画でも紹介している様に、 ミミズは穴が空いていないタライなどの容器でフツーに飼える のです。重要なことなので、もう一度言います。 ミミズは穴が空いていないタライや衣装ケースなどで、なんっっっの問題もなく飼えます! それについては、経験上、疑いの余地がありません。異論があるならどうぞ、コメント受け付けてます。 ただのタライ。DIY?やってられっか 選択肢から「ミミズコンポスト専用容器」と「DIY」を消せ タライや収納ケースでokならば、始めるに当たっての障壁が随分と低くなったのではないでしょうか?専用容器に使うお金もセーブでき、加工という手間暇も省けました。しかし、穴が空いていない容器を使うメリットはそれだけではありません。ただ単に金と手間を節約できるだけじゃあないのです。専門容器には決して真似のできない最大の特徴がタライや収納ケ

米ぬか発酵肥料の作り方

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味噌の香り漂う出汁肥料 米ぬかを良質な有機肥料にするには? 米ぬかは基本的にタダで手に入ります。なので、家庭菜園でも肥料として使っている人が多数存在します。その使い方も千差万別。生のまま土にすき込む人、嫌気発酵させてから置き肥にする人、水に溶かし、数日置いて液肥にする人、 はたまた、 生のまま葉の上からぶっかける、なんて人まで居る。肥料としての使い方に正解などないのでしょう。ですが、どうせなら最も効果的な方法で使いたい。 やっぱり発酵させてから使う方が良い? 生のままか?発酵させたものか?を比べてみると、生の米ぬかの状態だと、間違いなく、あまり菌が繁殖していない。「ぬか漬け」を作る際、最初に菌を繁殖させるのに、1週間程置いておかなければならないように、肥料として使う場合も、人間が手を 加えて、良い菌を増やした方が良い気がします。さらに、ぬか漬けで野菜のビタミン類が増える様に、発酵させた米ぬかも肥料分(作物が吸収できる物)が、増えているのではなかろうか?そう考えていくと「発酵させる」という選択肢が合理的に思えてきます。 米ぬか味噌肥料?嫌気性発酵の方法 そこで最も簡単な発酵方法である嫌気性発酵を紹介していきます。まず、この発酵肥料、 作るのは非常に簡単であり、まず失敗しません。何故か?それは、最初に米ぬかに水を加えれば、後は放置で良いからです。詳しい手順としては、ビニール袋に水を加えた米ぬかを入れ、混ぜて空気を抜き密封させる。後は陽が当たらないところに置いておく。肥料として使えるようになる目安は、 色が茶色〜濃い茶色になった頃になります 。この方法が凄いのは、何年も置いていても腐らないところである。 濃ゆいヌカ。 熟成期間、無限。 熟成させると味噌っぽい匂いがしてきて、文字通り味噌のように何年も放置しても問題ありません。肥料としての使い方としては、置き肥が良いが、水に溶かしてやれば、酵母や乳酸菌、各種アミノ酸たっぷりの有機液肥になります。この肥料は一々全部を乾燥させる必要もなく、使う分だけをビニール袋から拝借して、残りはそのまま熟成させておくこともできます。 良き色 米ぬかのヒ素問題 私は基本、上記の嫌気性発酵肥料を使っていましたが、実は米ぬかにはヒ素が多く含まれているらしいので、今ある「米糠味