ミニレイズドベット

新しい世界が始まる?

 いよいよ✖︎✖︎?いや杞憂?まあ、どっちにしろ地球環境(及び人類)の為には経済を縮小しなければならないのは明白だったのです。そうなれば当然、各家庭の庭で家庭菜園をするのが当たり前の時代になり、(水も多国籍企業に握られますので)雨水ストックも普通になるでしょう。しかし、日本は狭い。水は貯めれても、猫の額ほどの庭しかない。こんな場所では家庭菜園など出来ないと言って田舎に引っ越す人もいるかもしれません。

沢山の野菜を収穫した畑
去年まで、自由に使えた土地…


 しかし、狭いからといって諦めるのは早いと思うのです。1人暮らしならば、野菜や果物を自給するのに必要な面積など知れているのです。たとえ4人暮らしでも、20〜30坪も有れば、殆どの野菜や果樹を賄う事ができるでしょう。

 私が実験しているミニレイズドベット栽培では50cm四方に56本の人参を植えています。3シーズン回せば、170本も出来ます。サラダ菜やほうれん草などの葉物などは、わざわざクワで耕す事など一切不要。スコップがさせる深さだけの石を取り除き、腐葉土を適量、混ぜるだけです。肥料は発酵させた米ぬかとミミズ堆肥。最悪、ミミズ堆肥だけでも野菜は育つでしょう。

ミニレイズドベット
我がミニレイズドベット

 
 このミニレイズドベットですが、50cm四方なので、やってる事は、おままごとの延長みたいなもの。しかし、狭い日本です。面積を有効に使うという視点から見れば、ミニレイズドベットほど理にかなった栽培方法はありません。

 一般的な畑のように畝を立てれば、基本的に端はデッドスペースになります。しかし、ミニレイズドベット栽培ならば、四方を木枠で囲っている分、端っこギリギリまで植える事が可能。しかも、高畝を維持できるから水はけと通気性も確保できるのです。雑草管理も簡単楽チン。木枠内に生えてきたら、目立ちますのですぐに除去出来ます。

レイズドベットで育つ人参
発芽した人参

レイズドベットで発芽したほうれん草
発芽したほうれん草とサラダ菜

 
 材料は端材やコッパを使用。木樽からとってきても良い。田舎に眠っているでしょう、そんなもの。海外の家庭菜園家が作るような高さがある立派なものじゃ無くても大丈夫です。まあ、私もまだ実験中ですので偉そーに他人にすすめる事は出来ません。偉そーに言えるのは、太った人参が56本ちゃんと出来てからですね。何事も論より証拠です。

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