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4月, 2020の投稿を表示しています

イチゴ大栽培

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魅力的すぎるイチゴ  香り、色、味、…どれをとっても魅力的なイチゴ。私の庭では、沢山のイチゴを栽培しています。品種も「あまごこち」「めちゃうまイチゴ」といった四季なりイチゴと、一季成りの品種「さちのか」「とよのか」「とちおとめ」「レッドパール」などがあります。 沢山実がなった、さちのか君 イチゴは強健  巷ではイチゴは弱い言われておりますが、山林ニートの実体験から言えば、彼らはめちゃんこ強いです。ランナーは一株から何十と伸びますし、夏の暑さでほとんど枯れたと思いきや、秋になると普通に回復してたりします。もちろん、品種によると思いますがハウス栽培などで化学肥料を使って育てると、ちょっとしたことで病気になってしまうのでしょう。 とちおとめ、アレクサの好物… 甘くするのは難しい しかし、強いからと言って果実を甘くすることは簡単ではありません。色んな条件が重なって糖度が上がると思うのですが、収穫時直前に雨が降ったりすると水っぽい味になってしまいます。 レイズドベットで育つイチゴ アザミウマとナメクジ、そして追い討ちをかけるダンゴムシ  イチゴ栽培が難点なのは、害虫が寄ってくることです。花が咲いたら(いや正確に言うと蕾の段階で)アザミウマがやってきて、花の中の花托を食い漁ります。こうなると茶色いヘンテコリンなスッカスカな実になります。もちろん、食えたものではありません。  アザミウマだけではありません。ナメクジなども花の段階で花粉を食います。赤く熟した果実などは、明日収穫しようと思った日の夜などに、食い散らかされます。そんな試練をくぐり抜けた、貴重なイチゴも地面に接地してしまうと、イチゴが傷付いてしまいダンゴムシがワラワラと寄ってきて食らいついてきます。 それでも栽培する魅力がイチゴにはある  それでも、イチゴを収穫する時の喜びは格別です。やはり香りがポイントなのでしょうか。特に「とよのか系」のイチゴの香りにはとても惹きつけられる自分がいます。恐らく子供の頃に食べていた思い出の味だからでしょうか。とよのか、さちのかが一番美味しいイチゴだと思っています。あま〜いとよのかイチゴ、たらふく食べたいゾ

釣り用ミミズで始めるミミズコンポスト

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環境に良い具体的なアクションを起こそう  環境のことを憂いても行動しなければ意味がない。だが、具体的に何をすれば良いのかわからない、という人も多いでしょう。簡単に行えるアプローチは生ゴミを減らす事です。これが一番簡単なエコだと思います。本当は働く時間を少なくする、と言いたいところですが…(働かなければ、地球の資源を消費するような行動をかなり抑えることが可能です) 遂に!格安ミミズコンポストの登場です ミミズコンポスト用のミミズ  生ゴミを減らす=コンポストで処理という図式になります。選択肢として、ミミズコンポストか、ただのコンポストのどちらかという事になります。「ミミズはイヤ!」という方は、米ぬかさえあれば無料及びDIY不要で始められる収納ケースコンポストの動画をご覧ください。 ミミズコンポストとの併用が吉です 釣り用ミミズで格安ミミズコンポスト  この記事では誰もが始められる、格安ミミズコンポストを紹介します。釣り用ミミズで始めるコンポストです。 ネット経由でミミズコンポスト専用店からミミズを購入できますが500gで5000円前後と結構な価格です。このご時世「ミミズ如き」にそんな大金払ってられるか!という方も多いでしょう。そんなニーズを先取りして答えたのが以下の動画になります。 格安ミミズコンポストで楽にミミズを増やそう    釣り用ミミズは30gで500円、洗濯ネット、タライ、有機石灰は100均で手に入ります。全部で合計850円。1000円以下という格安で出来ちゃう。給付金10万貰ったら、環境の為に是非ともミミズコンポストを始めましょう。ミミズはカワユイですよ〜。毎日ちゅーちゅーと生ゴミをたべてくれるのですからね。しかも、高級肥料であるミミズ堆肥も手に入る。数ヶ月で何倍にも増えますのでビジュアル的にも面白いです。  ミミズの重量35gからのスタートです。うまくいけば、半年後には100g〜200g近くになり、一年後には500g〜1キロ近くなると思います。言うは易し行うは難し。ブログ、動画で経過を随時アップしていきます。有言実行こそ善。

ミニレイズドベット

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新しい世界が始まる?  いよいよ✖︎✖︎?いや杞憂?まあ、どっちにしろ地球環境(及び人類)の為には経済を縮小しなければならないのは明白だったのです。そうなれば当然、各家庭の庭で家庭菜園をするのが当たり前の時代になり、(水も多国籍企業に握られますので)雨水ストックも普通になるでしょう。しかし、日本は狭い。水は貯めれても、猫の額ほどの庭しかない。こんな場所では家庭菜園など出来ないと言って田舎に引っ越す人もいるかもしれません。 去年まで、自由に使えた土地…  しかし、狭いからといって諦めるのは早いと思うのです。1人暮らしならば、野菜や果物を自給するのに必要な面積など知れているのです。たとえ4人暮らしでも、20〜30坪も有れば、殆どの野菜や果樹を賄う事ができるでしょう。  私が実験している ミニレイズドベット栽培 では 50cm四方に56本の人参 を植えています。3シーズン回せば、170本も出来ます。サラダ菜やほうれん草などの葉物などは、わざわざクワで耕す事など一切不要。スコップがさせる深さだけの石を取り除き、腐葉土を適量、混ぜるだけです。肥料は発酵させた米ぬかとミミズ堆肥。最悪、ミミズ堆肥だけでも野菜は育つでしょう。 我がミニレイズドベット    このミニレイズドベットですが、50cm四方なので、やってる事は、おままごとの延長みたいなもの。しかし、狭い日本です。面積を有効に使うという視点から見れば、ミニレイズドベットほど理にかなった栽培方法はありません。  一般的な畑のように畝を立てれば、基本的に端はデッドスペースになります。しかし、ミニレイズドベット栽培ならば、四方を木枠で囲っている分、端っこギリギリまで植える事が可能。しかも、高畝を維持できるから水はけと通気性も確保できるのです。雑草管理も簡単楽チン。木枠内に生えてきたら、目立ちますのですぐに除去出来ます。 発芽した人参 発芽したほうれん草とサラダ菜    材料は端材やコッパを使用。木樽からとってきても良い。田舎に眠っているでしょう、そんなもの。海外の家庭菜園家が作るような高さがある立派なものじゃ無くても大丈夫です。 まあ、私もまだ実験中ですので偉そーに他人にすすめる事は出来ません。偉そーに言えるのは、太った人参が56本ちゃんと出来てからですね。何事も論よ...

革命的コンポスト

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革命的コンポストを体感せよ 毎日、毎日、出る生ゴミ。環境のために少しでも何かしたい、と思って始めたダンボールコンポスト。しかし、そこには落とし穴が待っている。毎日、毎日、生ゴミを細かく裁断したり、水分を切ったりせにゃならんのです…。つまり、とてつもない労力を使う羽目になる。こんなシチめんどくさい事やってられるか!なのです。しかも、油断するとハエは湧くわ、ゴキは住み着くわで、さあ大変。 しかし、 革命的コンポスト ならば、DIY不要、そのままポンで設置!ダンボールのように底や側面が濡れない。汚れない、穴空かない、の完全使用。全体を収納袋で覆えばハエ、ゴキの増長を阻止!毛布で側面を覆い、上面に細断した新聞紙を洗濯ネットに詰めたものでマルチング。これで保温が出来て、温度が爆上がり。周辺温度57度、中心温度65度を記録。上面さえ空間があれば、問題無く発酵発熱するんです。 動画をご覧ください。モウモウと上がる湯気。生ゴミの水分だけではカラッカラ。あえて水を足す必要があるくらい温度が高い。温度が高いと分解スピードも比例して速くなる。つまり、大家族の皆さんにもピッタリの仕様なのです。どうぞ、大量に、そのままの姿で、ポンポンと投入してください。 少々の塩気?全然問題ないです。入れちゃってください。鍋についたカレーを新聞紙で拭いたものや、卵の殻、魚の骨、生肉、内蔵、レモンの皮、アボカドの種、なんでもござれ。食後に口を拭いたティッシュも入れちゃえ。オールオーケー、モウマンタイ、それが革命的コンポストなのだ。

ミミズの交尾

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交尾中のミミズ。タライコンポストでは日常の風景 ミミズを増やす=交尾をさせる ミミズが増えれば、沢山の生ゴミを素早く消化してくれます。増える=交尾をするであり、つまりはミミズを増やすためには、安心して交尾を行える環境にしてあげなければならないです。 彼らの身になって考えると、豊富な餌、空気層(繊維質)のある土、適度な湿度、こういった条件が思い浮かびます。ですが、私が思う、もっとも重要な要素は以下の三点です。 微生物 ミミズを対象とした実験で、殺菌した有機物のみで育てたミミズは、死んでしまったという結果があります。つまり、微生物はミミズにとって、生き死にがかかる、とても重要な要素なのです。ですが微生物は落ち葉に付着しているので難しく考える必要はありません。定期的に落ち葉を与えるだけでokです。 ミネラル (ここからの説明に裏付けはありません、私個人の想像です)そして、ミネラルはコンポスト内を適切なphに保ち、ミミズの体を丈夫にしてくれる作用がありそうです。特に卵の殻にはカルシウムが豊富に含まれており、ミミズが卵を産む際に重要な役割を果たしていると思います。牡蠣殻などでも良いでしょう。与える時はなるべく粉末状にしてあげてください。 酸素 そして、私が最も重要視しているのが、酸素です。ミミズ達は、土と土の上に置いたプチプチの間によく安住しています。ミミズコンポストを紹介しているサイトでは土の状態が悪い時、表面にミミズが集まってくる、という記載がありますが、それは、その限りではありません。ミミズは居心地が良い時、表面に集まってくる習性が間違いなくあります。理由として、酸素確保と交尾相手の発見という二つが考えられます。 地上の方が交尾相手を見つけられる? ミミズの交尾は珍しい光景で中々見ることは出来ない、という話もありますが、私のタライコンポストでは季節に関係なく、毎日の様に見る光景です。フタ代わりの新聞紙とプチプチを取ると、表面に集まっている沢山のミミズを見ることができます。そこでは何匹かが必ず交尾をしています。おそらく土の表面では、ミミズが互いの身体を発見するのも、絡み合うのも、容易なのでしょう。 交尾=大量のエネルギーを消費 そして…(何度も言いますが個人の想像です)交尾は大量の...

革新的なミミズコンポストの紹介

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ペットとしてのミミズ達 ミミズコンポストを利用して早一年、ミミズをどんどん好きになっている自分がいます。元気に動く様は、活力を貰えますし、見る喜び、増える喜び…など、私の目と心を楽しませてくれています。そんな彼ら、日夜、生ゴミを食べて黒い黄金と呼ばれる堆肥をせっせと量産してくれているのです。こんなにも従順で、有益な生き物が他に見当たるでしょうか?私には思いつきません。まるで黄金の卵を産むガチョウの様です(架空の話ですが…)。そんな、ミミズコンポストですが、日本ではまだまだ利用する人が少ないのが現状です。何故でしょうか? 希望の星、みみずクン⭐️ ミミズ飼育=面倒で煩雑なイメージ 現在、日本ではミミズコンポストについての知識がアップデートされていません。ミミズを飼う=何か特別な容器が必要だというイメージが染み付いてしまっています。難しい、手間がかかる、とも思いがちです。なので、始めるにあたって「ミミズコンポスト専用容器」を購入するか、「自分で加工して作る」か、という2つの選択肢しか考えられていません。こうなると、ハードルが高くなってしまいます。ですが、実は知られていない第3の選択肢が有り、そして、その選択肢こそが最も最良の方法なのです! ミミズコンポスト容器に穴はいらん、タライで十分 タライや収納ケース、家にありますか?あるなら、すぐにミミズコンポストを始められます。実は私のYouTube動画でも紹介している様に、 ミミズは穴が空いていないタライなどの容器でフツーに飼える のです。重要なことなので、もう一度言います。 ミミズは穴が空いていないタライや衣装ケースなどで、なんっっっの問題もなく飼えます! それについては、経験上、疑いの余地がありません。異論があるならどうぞ、コメント受け付けてます。 ただのタライ。DIY?やってられっか 選択肢から「ミミズコンポスト専用容器」と「DIY」を消せ タライや収納ケースでokならば、始めるに当たっての障壁が随分と低くなったのではないでしょうか?専用容器に使うお金もセーブでき、加工という手間暇も省けました。しかし、穴が空いていない容器を使うメリットはそれだけではありません。ただ単に金と手間を節約できるだけじゃあないのです。専門容器には決して真似のできない最大の特徴がタライや収納ケ...

米ぬか発酵肥料の作り方

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味噌の香り漂う出汁肥料 米ぬかを良質な有機肥料にするには? 米ぬかは基本的にタダで手に入ります。なので、家庭菜園でも肥料として使っている人が多数存在します。その使い方も千差万別。生のまま土にすき込む人、嫌気発酵させてから置き肥にする人、水に溶かし、数日置いて液肥にする人、 はたまた、 生のまま葉の上からぶっかける、なんて人まで居る。肥料としての使い方に正解などないのでしょう。ですが、どうせなら最も効果的な方法で使いたい。 やっぱり発酵させてから使う方が良い? 生のままか?発酵させたものか?を比べてみると、生の米ぬかの状態だと、間違いなく、あまり菌が繁殖していない。「ぬか漬け」を作る際、最初に菌を繁殖させるのに、1週間程置いておかなければならないように、肥料として使う場合も、人間が手を 加えて、良い菌を増やした方が良い気がします。さらに、ぬか漬けで野菜のビタミン類が増える様に、発酵させた米ぬかも肥料分(作物が吸収できる物)が、増えているのではなかろうか?そう考えていくと「発酵させる」という選択肢が合理的に思えてきます。 米ぬか味噌肥料?嫌気性発酵の方法 そこで最も簡単な発酵方法である嫌気性発酵を紹介していきます。まず、この発酵肥料、 作るのは非常に簡単であり、まず失敗しません。何故か?それは、最初に米ぬかに水を加えれば、後は放置で良いからです。詳しい手順としては、ビニール袋に水を加えた米ぬかを入れ、混ぜて空気を抜き密封させる。後は陽が当たらないところに置いておく。肥料として使えるようになる目安は、 色が茶色〜濃い茶色になった頃になります 。この方法が凄いのは、何年も置いていても腐らないところである。 濃ゆいヌカ。 熟成期間、無限。 熟成させると味噌っぽい匂いがしてきて、文字通り味噌のように何年も放置しても問題ありません。肥料としての使い方としては、置き肥が良いが、水に溶かしてやれば、酵母や乳酸菌、各種アミノ酸たっぷりの有機液肥になります。この肥料は一々全部を乾燥させる必要もなく、使う分だけをビニール袋から拝借して、残りはそのまま熟成させておくこともできます。 良き色 米ぬかのヒ素問題 私は基本、上記の嫌気性発酵肥料を使っていましたが、実は米ぬかにはヒ素が多く含まれているらしいので、今ある「米糠味...

レイズドベットとニート菜園

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猫の額ほどの庭 実家の庭はすごく狭い。陽もあまり当たらないし、風通しも悪い。植物を栽培するにあたっての必要な要件をことごとく満たしていない。しかし、そんな場所でも何とか野菜や果樹を栽培している。 生育旺盛なキャットニップ君 夏場は陽が当たる 冬場は最悪の状況だが、夏場にかけては、それなりに陽は当たるのだ。さりとて、猫の額ほどの庭で、一体どれだけの野菜が育てられるというのか?そこで、場所を確保する為に、50cm四方の木枠を使った、「ミニレイズドベット栽培」…言い直そう、「極狭木枠栽培」にチャレンジすることにした。 ミニレイズドベット(ただの小さい木枠) 50cm四方に56本の人参 今まで人参を栽培して3年ほど、計6シーズンを経験した。経験上、人参は超密植にしても、大きくて太ったものが収穫可能なことを知っている。で、あるならば、50cm四方という狭い面積であっても、たくさん収穫できるのではないか、という予想が立てられる。 狭くてもたくさん収穫したい 堆肥はミミズの糞のみ 木枠の高さは10cmほど。木枠を置く前に、下の土をほぐしておく。大きな石をフルイにかけつつ、通過した土とミミズ堆肥を混合していく。腐葉土も苦土石灰も入れない。ミミズ堆肥にたっぷり含まれている、繊維とカルシウムで十分だろう。 黒い黄金と呼ばれる高級肥料 ほうれん草などの葉類にはネキリムシの糞 他2つの木枠では、ほうれん草やサラダミックスを栽培する。ここには、ミミズ糞に追加して、ネキリムシの糞を混ぜ込んだ。ネキリムシの糞とは、庭の雑草や落ち葉を入れたバケツに大量のネキリムシを投げ込んで出来上がった、超フカフカの堆肥である。彼らはまさしく生物ドリル、有機物を齧って細くして、食べて糞をして勝手に良い土に変えてくれるのだ。害虫も利用すれば益虫になる。「根切り」というが、枯れ葉や抜いた雑草など、何でも食べるのだ。そもそも、当たり前だけど、生きた根をやっていない。かれらブルーベリーの鉢によく居る。恐らくブルベリの土は有機物が多いから来るのだろう。根が好きかもしれないが、根だけ食べるわけでは決してない。 ただし、阻害物質が含まれている? カブトムシの糞を肥料にした人の話では、生育がよろしくないという。ならば特性が似ているネキリム...

収納ケースコンポスト

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期待の大型新人!収納ケースコンポスト! ミミズすらそっぽ向く生ゴミはど〜する? 可愛いペットである我が家のミミズ達。日夜フル稼働、文句も言わずに生ゴミを消化してくれている。だが、彼らも意識ある生命体。人と同じく食べ物の好き嫌いもあるのだろう。彼ら、タマネギや柑橘系には明かに食指を動かさない。別に食べないわけではないのだが、恐らく「クソまずい」のでしょう。いつも最後まで形が残っています。ミミズからしてみれば、他に食う物がなくなったから仕方無しに食ってやるか、てな具合なのでしょうか。なので処理スピードが遅いです。これはなんとかしたい…そこで以前、頓挫したダンボールコンポストに再びスポットライトが当たったのでした。 苦い思い出のダンボールコンポスト 画一的な「ダンボールコンポストの始め方」 以前、ダンボールコンポストに興味が湧いて検索した際、市町村の環境課がPRする「ダンボールコンポストの始め方」を参照にした。て言うかネットでは皆似たり寄ったり、同じ様なやり方ばかりがヒットするのだ。恐らく、どこかの誰かが最初に作った教科書的なマニュアルを、一律にテンプレートとして採用しているでしょう。「右へ倣え」…この国らしいですね。…もちろん、私も同じように真似をして作りましたが。だが結論から言うとコレがクソすぎてお話になりませんでした。なぜか? HP一桁台のダンボール君 … 初めてのダンボールコンポスト ネットを参考にして実際に役所推薦のダンボールコンポストを作ってみたのは一年前のことでした。まず、ダンボールをガムテで補強し、底を二重にする。中身の基材はココピートと米ぬか少量とする。これに水を加えて水分量を調整。その後に生ゴミを投入し、スコップでよく攪拌してやる。この時、スコップの剣先が側面に当っても、ダンボールはガッチリしていてびくともしなかった。そして翌日、温度に変化なし。さらに翌々日、何の変化もなし、が、3日後にかき混ぜた際、もうもうと湯気が出る程発熱していた。 最初だけ上手く騙すダンボール君 ボロを見せ始めるダンボール君… ん?成功では?…いいえ、ダンボールコンポストの問題が表面化してくるのはここからなのです。まず結露によってダンボール全体、特に上部がベチャベチャになる。さらに良かれと施したガムテの補...

完全ミミズコンポストマニュアル

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ミミズ達は24時間勤務なのだ 1250匹もの大量のミミズを購入 「毎日出まくる生ゴミを、いよいよ何とかしようではないか」昨年そんな決意のもと購入したミミズ達。正式名称は シマミミズ 。重さ500g、数にして1250匹ものミミズ達が送料込みで5000円ナリ!現在、ミミズ達は何倍にも増えて、 元気にタライの中で人間が忌み嫌う生ゴミをチューチューと食べてくれている(ミミズには歯がない) 生ゴミにAttaaaaaack!!!! 上手くいっているコツは? 現在のミミズコンポストのやり方に落ち着くまでに、海外YouTuber達の 動画をヒントにしたり、自分なりに飼い方をアレンジしたりと様々な試行錯誤がありました。その結果が功を成し、ミミズは順調(爆発的!)に増え続けています。なぜ上手くいったのか?この記事ではミミズコンポストの成功について考察してみたいと思います。 アボカドの種まで食いつくミミズ達(山林ニートのYouTubeより) ミミズコンポスト初心者が最初にたどり着く容器 恐らくこれからミミズコンポストを始める方が最初に目にするであろう市販のミミズコンポスト容器。こうした専門容器は大抵ミミズを販売している会社で、単体或いはミミズとセットで 売っています。市販の容器の特徴として、 堆肥と液体を分離 出来る仕組みになっており、上部の容器からはミミズ糞のみを取り出すことが出来、下部の容器からは液体(ミミズの尿)のみを取り出せる構造になっています。 DIYで作れるのでは? 収納ケースでミミズコンポスト容器を自作 その様な仕組みは一見理にかなっていると思われます。私もその仕組みに合点致しました。このようなものは自分でも作れるのでは?そう思って、実際にミミズ到着前に作り上げました。形の同じ2つの収納ケースを用意し、1つの方の底には無数の小さな穴を開け、もう1つの上に重ねて下の容器からは、簡単に尿を取り出せるようにコックまでつけました。我ながら良い出来だと思いました。もちろん、逃亡防止の為にフタもしました。形は違えど市販の容器と全く同じ構造です。しかし紆余曲折、今では徒労だったと結論づけています。なぜか? 自作ミミズコンポストの残骸 ミミちゃん!なにが気に食わないの? ココピートを基材とし...